こんばんは♪浜松市の幹工務店です。
秋の行楽シーズン、これから紅葉狩りや温泉旅行などに出かける方もたくさんいらっしゃることでしょう。温泉に限らずご自宅でも、お風呂にのんびり浸かっていると身も心もリラックスできますよね。
そこで今回は、新居のバスルームをプランする時のポイントをご紹介します。
浴室は、ユニットバスを取り付ける場合と在来工法で造る場合の2パターンがあります。
ユニットバスとは、床や壁、浴槽などのパーツを工場で生産し、それらを現場で組み立てる浴室のことで、システムバスともいいます。
ユニットバスには、①水漏れしにくい、②品質に差が出ない、③工期が短い、④価格が安いというメリットがあります。
一方、在来工法の浴室は、防水加工をした壁や床、浴槽などを現場の形状や広さに合わせて造ります。プランの自由度が高いのが、在来工法の浴室の大きなメリットです。
浴室をプランする際には、「機能」と「快適さ」の両面から考える必要があります。
最近のユニットバスは、メーカーごとにジェットバスやミクロの泡のお湯、音楽が聴けるユニットバスなど、リラクゼーション効果を高める機能が充実しています。
また、床や壁にお手入れのしやすい素材が用いられていたり、スイッチひとつで床の洗浄や除菌水による仕上げをしてくれたりと、掃除のしやすさを重視した機能もバリエーション豊かに揃っています。
一方、浴室の配置を工夫したり、窓を設けたりして、開放感や寛ぎ感を向上させる方法もあります。窓を大きくとると浴室が明るくなり、風通しもよくなるのでカビも発生しにくくなります。浴室の窓の外側をフェンスで囲って坪庭を設ければ、毎日温泉気分でバスタイムを満喫できます。
また、脱衣場と浴室の仕切りをガラス張りにすると開放的でスタイリッシュなバスルームが実現します。
子育て世代のご家族の場合は、お子さまと一緒にお風呂に入ったときに、体や髪を洗いやすいように洗い場を広くするケースも多いです。いずれにしても、入浴は所要時間もスタイルもご家庭ごとに異なるので、ご家族に合った機能や仕様を選ぶのがおすすめです。
文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)