こんばんは♪浜松市の幹工務店です。
最近はLDKや玄関だけでなく、水回りもデザインにこだわるお宅が増えてきました。
特に、洗面台は家族だけでなくゲストも利用する機会が多いスペースなので、オシャレにしたいと希望されるお客様が多いです。
一方、水回りは家事とも大きな関わりがあるので、機能性も求められます。
そこでこれから2回に渡り、特に関心度の高い洗面スペースと脱衣スペース(ランドリー)のプランニング・ポイントをご紹介します。
まず今回は、洗面スペースについてのお話です。
最近の傾向として、脱衣スペースと洗面スペースを別々に設けるケースが増えてきました。その理由は、入浴時のプライバシーへの配慮と、ゲストに遠慮なく利用してもらえるようにしたいというおもてなしの気持ちからです。
特に娘さんがいる場合は、思春期になると脱衣中に家族が洗面・脱衣スペースに出入りするのを嫌がるので、あらかじめ洗面と脱衣スペースを分けておくのがおすすめです。
また、女性が多いご家庭では、洗面スペースにボウルと鏡を2つずつ設けて、朝の仕度が同時にできるようにする場合もあります。
幹工務店では、洗面台を造作でご提供するケースも数多くあります。
造作にすると、スペースにぴったりおさめることができるので、見た目もきれいだし、限られた空間を無駄なく利用出来るというメリットがあります。
ただし、既製品よりも費用がかかるので、その分だけ予算を多めに確保しておく必要があります。
造作の洗面台は、カウンターに無垢材を用いたり、タイル貼りにしたりと、デザインも素材もさまざまです。
無垢材だとワジミなどがついたり、変色したりするのでは・・・と心配されるお客様もいらっしゃいますが、その場合は表面を塗装することによって対処できます。
ボウルは、見た目のオシャレさにこだわって、浅くて小さなタイプを選ぶお客様もいらっしゃいますが、浅ければ浅いほど水ハネがしやすいので、小さなお子様のいるご家庭は使い勝手のこともよく考慮して選ぶ必要があります。
また、洗面ボウルと水栓金具の位置関係も重要です。水栓金具の位置をシンクの端に寄せすぎると、水を出したときにボウルからはみ出しやすくなります。一方、水栓金具の噴水口の位置が高すぎると余計に水ハネがしやすくなってしまいます。
「このボウルと水栓金具が気に入ったから…」と、単にデザインだけで選ぶと、使い勝手が悪い場合もあるので注意しましょう。
当社でオリジナルの洗面台をご提供する場合には、そうした細かい点にも留意したうえでご提案をしています。新築だけでなく水回りのリフォームのご相談も承りますので、ぜひお気軽にお声をおかけください。
当社の施工事例もご覧ください↓
https://www.miki1972.jp/case/
文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)