こんばんは♪浜松市の幹工務店です。今回は前回(https://www.miki1972.jp/?p=7028)に引き続き、「隠すキッチン」のメリット・デメリットについてお話しします。
キッチンは毎日食事を作る場所。お鍋や調理道具、食器など、毎回いろんなアイテムを使うので、ちょっと油断するとすぐに雑然としてしまいます。片付けや掃除がちょっぴり苦手な方にとっては、キッチンのカウンターや収納がリビングダイニングから丸見え・・・というのは、ちょっとハードルが高いかもしれません。
そこで今回考えてみたいのが、「隠すキッチン」です。
キッチンで料理をしている様子や、雑然と調理道具が置かれている様子を、来客時などに見られないようにしたいという方に一番おすすめなのは、完全に独立型のキッチンです。しかし、最近はリビングダイニングの様子を見守りながら、しかも調理の手元や収納をある程度隠せるという「対面型キッチン」が主流です。
10年以上前までは対面キッチンの上部に吊戸棚を付けるパターンが多かったのですが、最近はオープンにして、カウンターを設けるパターンが主流になりました。そして、カウンターの向かいにダイニングテーブルをTの字型に配置し、カウンターに出来上がった料理を並べて家族に手渡す形で、動線も短縮できます
また、調理道具や器、家電などはまとめて壁面の収納棚にしまい、棚を丸ごと大きな扉で覆うようにすると、雑多なものはすべて隠しておけて、いつもすっきりと片付いた状態を保つことができます。家事や子育て、仕事で毎日大忙しで時間に余裕がない、食事をとる時間帯がバラバラ、後でまとめて片付けたいというご家庭の場合は、多少片付けや掃除に手を抜くときがあっても気がラクなのがメリットです。
見せるキッチン、隠すキッチン、それぞれに特徴がありますが、極端に「見せる」・「隠す」に捉われる必要はありません。
家族のライフパターンやご自身の性分等を考えた上で、両方をバランス良くとり入れたキッチンをプランするのが一番の得策です。
プランニングの際には、実際の生活をシミュレーションしながら、ご家庭に最もマッチしたキッチンをプランしましょう。
当社の施工事例もぜひご参考ください↓
文:広報 山下 奈津美