こんばんは♪浜松市の幹工務店です。
今回は、スキップフロアを取り入れた住まいのメリット・デメリットについてまとめてみました。
最近のLDKは、スペースごとの仕切りを設けず、大空間を確保するのが主流です。
キッチンとダイニング、リビングを壁で仕切らない代わりに、床に段差をつけてゾーン分けをする例が増えています。
なかでも、キッチンの床を低くする場合は、ワークトップの前に立った時、ダイニングに腰掛けたり、ソファでくつろいだりしている家族と目線の高さが同程度になるように高さを調整するのがポイントです。目線の高さが揃うと、調理をしながら家族と会話がしやすくなります。
一方、リビングの床を一段下げてダイニングキッチンとゾーン分けするプランも多くみられます。
リビングの床を下げると縦の空間の広がりが強調され、リビングが吹抜けになっている場合はいっそうの開放感を得られます。
あるいは、建物の外からの視線をずらすことや、高低差のある敷地を有効利用することを目的に段差を設ける場合もあります。
そのほか、空間にメリハリをつけたい、収納を多くとりたいといった理由から、中2階などのスキップフロアを設ける例もみられます。
このように、スキップフロアにはさまざまなメリットがありますが、階層が増えた分、建築費用が高くなるというデメリットがあります。
また、小さなお子様やお年寄りのいるご家庭では段差で転倒し、ケガにつながる恐れもあります。
ですから、スキップフロアを希望する際にはメリット・デメリットを理解した上でプランニングを検討する必要があります。幹工務店では、トータルアドバイザーがそれらをしっかりとご説明したうえで、お客様のご希望に沿った最適なプランをご提案しています。
いつでもご相談ください♪
文:代表取締役 藤井 武俊(二級建築士)