こんばんは♪浜松市の幹工務店です。
9月は台風シーズン。昨年9月末に台風25号の影響で大停電の被害に見舞われたことはまだ記憶に新しいと思います。停電だけでなく、強風によって屋根やカーポートなどが破損する被害も沢山報告されました。
そこで、台風に強い家をつくるためのポイントを考えてみましょう。
まず、強風に耐える家をつくるには、地震と同様に頑丈な構造を築くことが必要です。
幹工務店では、耐力面材を壁に用い、台風の強風にも地震にも強い家づくりを行っています。
設計の際には、西から吹く風は特に強いので、建物の西側に風除けの囲いを設けるといった配慮をしています。西側に玄関を配置する場合は、玄関ポーチの正面に目隠しを兼ねた壁を設けたりします。
強い風が吹くと、周囲のものが飛んできて建物にぶつかり、窓などが破損する可能性もあります。そのため、窓にシャッター(雨戸)を設けるのもおすすめです。
さらに、去年の台風では塩害によって庭の植栽が変色したり、建物が傷んだりした例も多く見受けられました。壁が塩害で汚れた場合は、シャワーホース等を使って真水で洗い流すしか方法はありませんが、高圧洗浄機を使うと外壁の塗膜がとれてしまうので使わないようにしましょう。
ガルバリウム鋼板の外壁は塩害でさびやすいので、海岸に近い地域にお住まいの場合は、サイディングを用いるのがおすすめです。
台風にも地震にも強く、長持ちする住まいをつくって、どんな災害時にも安心して暮らしたいものですね。
また、最近はゲリラ豪雨や洪水など、様々な災害が増えているので、家を建てる際には火災保険の内容も十分に検討しましょう。
文:トータルアドバイザー 仲尾 久造(二級建築士)