この夏は、地震や台風などの災害が相次いで発生し、災害対策の重要性を改めて思い知らされました。
8月8日（木曜日）には、日向灘を震源とする震度6弱・マグニチュード7.1の地震が発生。
この地震の発生に伴って、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとし、南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）を発表しました。
その影響で、私たちの住む浜松でも、飲料水や防災グッズを購入する人が増え、売り切れが相次ぎました。
いつ・どこで起きてもおかしくないと言われる大地震。これから家づくりを計画されている方々は、建物の耐震性がますます気がかりかと思います。
私たち幹工務店は、お客様の生命と財産を守るため、最高レベルの耐震性能を持つ住宅の提供に力を注いでいます。そこで今回は、当社の規格型住宅「BRANCH BOX（ブランチボックス）」が誇る耐震性能についてご紹介します。
目次
革新的な木造建築技術・JWOOD工法
ブランチボックスの優れた耐震性能の秘密は、WOOD ONEが開発した革新的な「JWOOD工法」にあります。この工法の核となるのが、高性能構造材「JWOOD LVL」です。
「JWOOD LVL」は木材の弱点を克服し、強みを増したハイスペック構造材。80E・110E・140Eの3種類の強度のLVLを、緊結力に優れた専用金物と組み合わせることにより、大空間でも耐震性能を確保できます。
JWOOD工法は、木造住宅の弱点を克服し、その強みを最大限に引き出すことで、安全性と快適性を両立させた住まいづくりを可能にします。また、JWOOD工法をベースに構造設計と意匠設計を同時に行うことで、効率かつ高品質な住宅設計を実現します。
ハイスペック構造材「JWOOD LVL」の特徴
では、「JWOOD LVL」には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。次にご説明します。
１.安定した品質
20枚以上の薄い単板を積層接着することで、従来の木材にありがちな強度のバラつきを大幅に低減します。
2. 高い強度
曲げ強度やせん断強度が一般的な木材より10～20%高く、JAS認定も取得しました。
3. 優れた安定性
使用する木材は内部まで十分に乾燥しているため、季節による寸法変化が少なく、長期的な性能維持が可能です。
4. 高いめり込み強度
建築基準法で定められた強度を大きく上回り、建物全体のゆがみを防止します。
専用金物による堅固な接合
JWOOD工法では、JWOOD LVLと専用の金物を組み合わせることで、さらなる耐震性能の向上を実現しています。
＜専用金物の特徴＞
・高強度接合
従来の在来軸組工法と比べて約1.5倍の接合強度を実現。
・長期的な安定性
内部まで乾燥したJWOOD LVLを使用しているため、経年による接合部の緩みが少ない。
・優れた釘保持力
一般的な木材と比べて約1.4倍の釘保持力を発揮し、耐力壁の性能を向上。
震度7の揺れに10回連続で耐える驚異の耐震性能
製造元のWOODONEでは、JWOOD工法を用いた住宅耐震性能を実証するため、実大振動実験を実施。その結果、震度7クラスの揺れを10回連続で加えても、構造体に大きな損傷は見られませんでした。
これは、阪神・淡路大震災クラスの地震が10回連続で起きても、家屋の倒壊を防ぎ、人命を守れることを意味します。
オプションで制振装置「Evolz」を採用し、さらなる強さを発揮
「制振装置evoltz（エヴォルツ）」は世界有数の自動車メーカーがトップモデルとして選択するビルシュタイン社に製造を委託し、世界レベルの高性能、高品質を実現しました。
地震の際に生じる家の傷みをやわらげ、繰り返しの揺れもしっかりと吸収し、住宅の資産価値や人命、家財を守ります。さらに繰り返しの揺れ（本震・余震）でも性能は変わりません。
安心できる暮らしのために
幹工務店のブランチボックスは、最先端の木造建築技術を結集し、地震大国日本で安心して暮らせる住まいを実現しました。耐震等級3を上回る性能で、お客様の大切な生命と財産を守ります。地震に強い家で、毎日安心して暮らしたい方は、ぜひ一度ブランチボックスをご検討ください。
また、当社の標準性能については、ホームページをご参照ください。
