あけましておめでとうございます!浜松市の幹工務店です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
新しい年が明け、いよいよ来年はオリンピックイヤー!
最近は若い世代のアスリートたちの活躍が目立ちます。
わが子もぜひオリンピック選手に……とまではいかないにしても、子どもの才能を十分に伸ばすことができるよう、のびのびと育てたいというのは親御さんの誰しもが抱く願いです。
住まいは子どもの心身の成長に大きな影響を与えます。そこで今回は、子ども部屋をプランする際のポイントについてお話しします。
■子ども部屋の数
子育て世代のお客様が子ども部屋を検討するときに、まず悩まれるのが部屋の数です。
お子様がある程度大きくなってから新築をする場合は、お子様の人数も限定されてくるので部屋数を限定しやすいのですが、これから子どもが増える可能性がある場合は子ども部屋が何部屋必要になるかまだわかりません。
そういうときは、大きな部屋を一部屋用意しておき、後々仕切って使えるようにプランすることが多いです。
その場合、お子様の性別が一緒のときは仕切らずにずっと使う例もありますが、性別が違う場合は思春期になると一部屋を共有するのは難しくなります。
後で仕切るということにしておいても、いざとなるとなかなかリフォームに踏み切れないものです。将来的に仕切る必要があると思われる場合は、最初から個室に分けておくのがおすすめです。
■子ども部屋の広さ
小学生までは集中力が続くのが約15分程度だといわれています。また、理解に行き詰まった時点で勉強を投げ出す場合が多いので、そこで親がタイミングよく助言を加えてあげると勉強が効率的に進みます。
そのため、最近は1人で子ども部屋にこもって勉強をするよりも、LDKにスタディコーナーを設けるお宅が増えてきました。
LDKにスタディコーナーを確保する代わりに、子ども部屋は必要最低限なスペースを確保すれば事足ります。中学生以上になると個室で勉強をするようになる場合が多いので、学習机とベッドが置けて、収納スペースさえあれば十分でしょう。逆に、子ども部屋があまり広すぎると、子どもがこもりきりになったり、友だちのたまり場になったりすることも考えられます。
4畳半から6畳程度の部屋であれば、将来子ども部屋として使わなくなったら納戸やウォークインクローゼット、ご主人の書斎、趣味部屋などにも応用しやすいですよ(^^)
文:代表取締役 藤井 武俊(二級建築士)