幹工務店では、地域貢献活動やSDGsの一環として、地域の小中学校との交流活動を行っています。この秋は可美小学校の総合学習、江西中学校の未来授業、可美中学校の職場体験と、3連続で交流活動を行いましたので、今回はそのご報告をします。
可美小学校での総合学習
10月2日、可美小学校の5年生全員を対象に、1時間は視聴覚室でSDGsの勉強や会社の仕事内容などを説明する講義を展開。日頃から家づくりをお願いしている大工さんにも参加していただき、カンナを使って木を削る実演を行ったり、子どもたちに挑戦してもらったりしました。
残りの1時間は体育館に移動して、4クラスのうち2クラスずつに分かれ、2部制で講義とワークショップを行いました。
ワークショップでは、現場の廃材や、家づくりで使う素材を使ってブックスタンド作りに挑戦。子どもたちは日頃、釘を打ったり、電動ドライバーを手にしたりする経験が少ないため、みんな興味津々。初めてDIYに挑戦する子どもも多く、楽しそうに工具を使ってブックスタンドを作り上げていました。
完成したブックスタンドは学校の図書館で実際に使われています。
後日、子どもたちがお礼のお便りを送ってくれたので、若林モデルハウスの玄関にさっそく飾らせていただきました。
感想文には、
「ブックスタンドは最初は作れるのかなと思っていたけど、やってみたら楽しかったです」
「幹工務店さんがつくっている家の紹介がとてもおもしろかったです」
「幹工務店さんはSDGsの取り組みをしていてすごいと思いました」
「ネジを止めたりする作業が初めてだったので、楽しかったです。貴重な経験をさせてもらってありがとうございました」
「私たちのためにいろいろ準備や木などを使ってくれて、ありがとうございました」
「皆さんが一生懸命家を建てている様子を見たいです」
・・・など、読み返すたびに励みになる言葉がいっぱい書かれていて、私たちこそ皆さんに感謝しています!本当にどうもありがとうございました。
江西中学校での未来授業
11月17日、江西中学校に赴き、トータルアドバイザーの仲尾が2年生を対象とした「未来授業」の先生役を務めました。未来授業は、地域で働く方々との触れ合いを通して、職業や勤労への意識を高めるイベントです。5時間目と6時間目に行われたこの講座では、2年生が自分の興味のある先生のもとに行き、授業を受けることになっています。
仲尾先生のもとへも、工務店の仕事に興味のある生徒さんが集まってくれました。
授業では、仲尾のプロフィールや体験談や会社の仕事内容を楽しく紹介。最初は「しくじり先生」風にやろうといろいろ画策を巡らせていたそうですが(笑)、冗談を交えながらもスマートな先生ぶりを発揮し、生徒の皆さんが瞳を輝かせながら授業を受けていました。
授業の終了後には、家の模型や施工事例のアルバムを自由に見てもらう時間を設け、生徒さんたちが興味深そうにそれらに見入っていました。
可美中学校・江西中学校の職場体験
11月21日・22日には可美中学校の1年生3名、1月28日・29日には江西中学校の2年生が2名参加して、計4日間に渡り職場体験を行いました。
しばらくコロナ禍で実施できなかったため、今回は4年ぶりの開催です。
実施前に組んだスケジュールは次のとおりです。
<1日目>
・午前中は若林モデルハウスや建築中の現場、LIXILショールームを見学
・午後から平屋の平面プランを考える実習を開始
・プランが完成したら、弊社社員が平面図をもとにパースを作成
・その間、インテリアコーディネートの講座と実習を実施
<2日目>
・作った平面プランをもとに、模型を作成
・完成後に修了書を贈呈
一人一人が一生懸命実習に取り組む姿が胸を打ちました。
幹工務店では、今後も工務店として地域の子どもたちの未来に貢献できるよう、こうした活動に積極的に取り組んでいきます。もし「うちの学校にもきてほしい!」というご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。