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子ども部屋はローテーションして有効利用する秘訣とは | 静岡県浜松市のデザイン注文住宅なら幹工務店
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2023.03.28

子ども部屋はローテーションして有効利用する秘訣とは

子育て世代のお客様がマイホームを計画する場合、お子様の小学校入学に合わせて入居を希望されるケースが多いです。その理由は、「子どもを転校させると友達や学校の先生方とも離れることになるので、寂しい想いをさせたくない・・・」という親心からですが、お子さんのいるご家庭では、家を建てる時期だけでなく間取りも子どものことを最優先に考えがちですよね。
でも、これから子供が何人生まれるかわからない段階で間取りを計画するのはなかなか難しいものです。そこで、トータルアドバイザーの私・佐藤敬太の自宅を例に挙げながら、プランの際に参考になる子ども部屋のローテーションについてご説明します。

子ども部屋って何部屋必要?

マイホームの間取りを考えるとき、まず、子ども部屋を何部屋にするかで迷いますよね。新築時には子どもがいらっしゃらない若い世代のご夫婦でも、「いずれは子どもが2人は欲しいから・・・」と、子ども部屋を2部屋希望されることが多いです。
でも実際は、子どもが小さいうちは家族みんなで主寝室で寝て、勉強はLDKのスタディコーナーでやるケースがほとんどなので、実際に子ども部屋を使い始めるのは、小学校3、4年生頃から。それまで子ども部屋が単なる荷物置き場やおもちゃを広げて遊ぶ部屋として使われるだけ・・・というのはもったいない話です。そこで私は、お客様のマイホームをプランする際に、子ども部屋をローテーションして使う方法をご提案しています。

子ども部屋のローテーション

実は、我が家には長女(年長さん)・次女(年中さん)・長男(3歳)と、子どもが3人います。新築を計画していた時点では2人しかいませんでしたが、設計内容が固まって住宅の確認申請を出す頃に3人目の子どもをみごもったことがわかりました。でも、元々子どもが3人欲しいと思っていたので、想定内ではありましたが(笑)。
我が家の場合は、2階に8畳と6畳の個室を用意。そして、LDKにスタディコーナーを設けました。現在は、勉強するのはスタディコーナー、寝るのは寝室で家族5人で寝ています。そして、6畳の個室は僕の書斎として利用しています。

子どもたちがもう少し大きくなったら、子ども3人だけで8畳の個室で寝るようになるんじゃないかな。8畳の個室は、もともと姉妹の子ども部屋として2人で一緒に使えばいいと思って設けました。将来もし個室が欲しくなったら、入り口は一つだけれど間仕切りができるように窓の位置を考えてあるし、コンセントも2部屋に仕切った時のことを考えて設けてあります。

また、末っ子の長男が個室を欲しがるようになったら僕の6畳の書斎を譲って、僕は1階のスタディコーナーを書斎コーナーにする予定です。こうして部屋をローテーションして使えば、空間を無駄なく有効に使えます。さらに、我が家の場合は、最悪もっと部屋が欲しくなったら吹き抜けの部分に部屋を増築できるように構造を工夫してあるので万全です!

それ以外にも、子どもの年齢差によっては、使う時期を計算し、部屋数や学習机などを最小限に抑えることも可能です。例えば、当社のインテリアコーディネーターの山下奈津美さんは、5人兄弟だけれど勉強机は3台、2段ベッドは1台で済んだそうです。子どもの人数に合わせて個室や家具を用意しなくても、年齢差に合わせてローテーションを考えれば無駄なコストを省けるし、空間も有効に使えるのだという好事例ですね!

ローテーションして使えば無駄を省ける!

それ以外にも、例えば「当分使わないけれど、子ども部屋を2部屋は用意しておきたい」というご要望がお客様からあった場合には、室内干しコーナーやご主人の書斎、趣味部屋などに使えるように配置やスペースも工夫してご提案しています。

つまり、プランの段階で、子ども部屋を使う時が来るまでの使い道を考え、それに合った配置や広さを確保すれば、部屋を目的に合わせてローテーションすることで、空間をより有効に使えるという訳です。

幹工務店では、子ども部屋を有効に使うプランのご提案だけでなく、家を建てた後の子ども部屋の仕切り工事や、模様替えなども喜んでご相談を承ります。空間を無駄なく有効に使える家づくりは、浜松の住宅会社・幹工務店にぜひお任せ下さい♪

文:トータルアドバイザー 佐藤 敬太